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写真とカメラ、あれこれと

ベサニー

ヨルダン・ハシミテ王国のベサニー。ヨルダン川下流にある遺跡であり、観光地でもある。とにかく乾燥し、日差しが鋭く、刻々と体から水分が吸い取られていく。荒涼とした地面が広がる中、ヨルダン川の周囲には草花が茂っていた。やはり水は生命線だ。

 

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55mm/f11

旧約聖書のエリヤ、新約聖書の洗礼者ヨハネなどに由来する場所で記念の教会が建てられていた。まだ建設途中の教会もあって、工事をしているヨルダン人のお兄さんたちは気さくで明るく、日本から来たと伝えると笑顔+ハイテンションで応えてくれた。

 

 

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50mm/f5.6

ヨルダンの主要な土産物の一つ、サンドアート。工業や産業の発展が困難なヨルダンでは観光産業は大きな収入源。ここでも土産物店でおじさんが巧みにサンドアートの制作実演を行っていた。

買おうとした時、売り込みのおじいさんとレジのおじさんが告げる値段が倍ほど違ったのだけど、せっかくだから買った。他の客にも悪事をはたらいている様子がなかったし、高い金額でも高額ということはなかったので。

おじいさん、勘違いしたことにしてあげるよ。商品は良かったから。

 

 

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55mm/f9.5

荒野を流れるヨルダン川。下流ともなるといろいろな所で流れ込んだ排水もあるが、土壌の色が混じって美しくはない。

 

ヨルダンは産油国ではなく、豊かな国ではないけど、お金にまつわるトラブルや、やたら「チップ出せよー」みたいな態度でいる人が多くて幻滅した。(もちろん出さないわけじゃないよ)

でも、最後に出会った日テレで働いていたという日本語ぺらぺらのガイドさんは僕らのトラブルを献身的に助けてくれた。嬉しかったのでチップを渡そうとしたら辞退されるし。(受け取ってもらったけど)

生活がかかっているのは分かる、分かるけど・・・やはりお金絡めず親切な人との出会いって「この国、また来たい」って思えるんだよね。

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This entry was posted on 月曜日, 2月 16th, 2009 at 23:59 and is filed under JORDAN, 海外. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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