ガリラヤ湖畔
早いもので前回のイスラエルの旅から一年たってしまった。ガザのハマスとの戦闘や選挙後の政局など、今後が気がかりだが、あの旅の時もガザからミサイルは飛んでいたし、イスラエル軍の輸送機もけたたましく湖上を横切っていった。
もうすぐ、あの頃のように春が来る。
ガリラヤ湖畔は春になると色とりどりの草花で飾られるのだが、とりわけ「白からし」の黄色が印象的だ。「白からし」は外来種で、本来は「黒からし」が中心だったようだ。
さらに、湖畔からガリラヤ地方に広く広がる小麦畑。丘々が若々しい新緑で覆われているのが目に飛び込んでくると、感動のあまり思わず声をあげてしまう。
それら背の高い植物にかくれるようにしてアネモネや華やかな花が咲いている。もう少ししたら、彼らもあちこちに咲き誇るようになるのだろう。
本当はもう少し寄りたかったが、草木の奥にあるのでなかなか。。。しかもキットレンズでは、ね。
ずっと、そこにあったのだろうか。何百年、何千年と。
どれだけの人たちが目をとめただろう。
どんな人が腰をおろしたのだろう。この岩に。
ガリラヤ湖畔、山上の垂訓の丘で
間もなく日が落ちようかというガリラヤ湖。漁師たちはなおも網を打ち続ける。はじまったガザでの戦闘のことなど知らないのだろうか。
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デジイチを買って初めて旅に連れ出したのがこの時でした。キットレンズ一本で、ズームも寄れず、マクロもできず。。。(^^;
それ以前に手ぶれ補正も露出もいじり方を知らなかったもんな。
Tags: DA 18-55mm, PENTAX K10D
This entry was posted on 金曜日, 2月 13th, 2009 at 01:47 and is filed under ISRAEL, 海外. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.